歯車

からからぐるぐる

2017年2月12日(日)

 

 いつも、夕方ごろに散歩する。じわじわと暗くなっていく中を歩けば、人に顔を見られずに済みそうだからです。人が怖いです。

 

 私はすべてのすれ違う人に悪印象を与え、瞬間的に不愉快な思いをさせている気がします。それだけでなく、すれ違う人の腕が突如、かぎ爪か何かに変形し、襲ってくると思っています。すれ違う瞬間、コートのポケットに突っ込んだ手を固く握りしめ、いつでも反撃できるように身構えてしまうこともしばしばです。申し訳なく思っています。罪悪感と羞恥心に切り刻まれます。いっそ殺せと思う。

 

 部屋に一人でいる時は、今までに犯した過ちが、潮が満ちるように脳に沁み込んできます。心静かに落ち着いて読書。などとはいきません。脳裏を埋め尽くす後悔、慙愧の念を振り払うために、ひたすら活字を追い、辞書をひっくり返します。

 

 どうにもこうにも、気分が落ち込んでしまいますね。陰鬱です。頭の中がぐちゃぐちゃしてしまいます。ぐちゃぐちゃするほど頭の中が詰まっている訳じゃないのに。

 

私が特別不幸な訳じゃないのです。

ただ、私のストレス耐性の低さ、惰弱にして怯懦、意志薄弱の招いた結果です。