歯車

からからぐるぐる

Restamin Od

 twitterで何度も書く書くと言ってい置きながら長らく書かずいたレスタミンODについて書きます。

 文章書くのが苦手でダラダラとした文になりそうなので結論だけ先に書きます。

 

 結論 : レスタミンODはお勧めできません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

酷い絶望感に襲われていました。こんなにたくさんの苦しみのある世の中で生きていく意味があるのだろうか。生きるよりも死んだ方がマシではないのか。こんな事になったのも神様が死ぬきっかけを作っているからではないか。神様から死ねと言われてるのでは。etc....次から次へと死ぬ理由が思いつきます。

 死のう。と思いました。この時点で完全に冷静さを失っていました。

 引き出しをひっかき回すと一番最初にレスタミンを見つけました。twitterには40Tと書きましたが、実際はそれ以上あったと思います。まだ1回10T程度で2,3回使っただけだったので100Tか90T残っていたはずです。

 残りをすべてビールで流し込みました。冷静に考えて100T程度で死ねるわけないのです。でもその時は死ねると思っていました。冷静ではなかったのです。

 1時間は何の変化もありませんでした。 

 しかし、1時間を過ぎたあたりから、なんだか目に映るものが傾き始めました。それと同時に中途半端な眠気がやってきました。でも眠れないのです。どんな姿勢でいてもとても苦しいのです。苦しくて苦しくて、たまらないのです。呼吸をするだけでも体力が失われるのを感じます。視野が極端に狭くなり、それでいて、電灯がとても眩しく感じられます。耳鳴りが酷く、頭痛もします。........いつの間にか床で意識を失いました。

 1時間は経ったでしょうか。目を覚ましました。非常に苦しいものの、床に倒れていると少しはマシになったような気がします。どこかで話し声が聞こえます。聞いたことない人の声がさざ波のように大きくなったり小さくなったり、息が苦しい。。床に耳を付けているので階下の人の話し声も聞こえます。しかし、その声は異常なほどの大きさで聞こえ、頭の中で無限に反響します。

 しばらくすると、階下から私を呼ぶ声がします。私は祖父母の家に下宿しています。夕食の時間であることを知らせるために呼んだのです。

 ああ、苦しい。。でもODバレて騒がれたら面倒だ。最悪の場合、救急車が呼ばれかねない。バレるなら死んでからの方がいい。。。。

 素面を装って食事を摂りました。最後の精神力を振り絞りました。味覚もおかしくなっていました。何を食べても苦いのです。化学物質のような、なんとも形容しがたいケミカルな苦さでした。

 食事の席で祖母が私に話しかけました。霞んだ頭で理解し、返事をしようとしました。文章を最後まで話せませんでした。最初の一単語は普通の声量で話せるのですが、それに続く単語達をはっきりと話せず、どんどん声量が落ちていき、文章の最後には呟くような大きさになってしまいます。さらに、その呟くような声を聴きとって貰えたとしても、私には会話が続けられませんでした。直前の記憶が一瞬で消えてしまうので、会話の流れが全く分からないのです。.....食事中の記憶が途中で消滅します。

 気が付くと、シャワーを浴びていました。水温に対すろ感覚が鈍くなっているのか、シャワーを浴びても、とても寒く感じました。ひどく疲れていました。吐き気がだんだん強くなってきました。体に力が入らないので、ふらふらしながら自室に戻りました。

 もう、体力の限界でした。ベッドに倒れ込み、AM5時頃に目を覚ましました。熱があるような気持ち悪さを感じますが、大学に行かなければならないので、無理やり起き上がり、パンを焼きました。食欲はゼロでしたが、昼休みに昼食を摂る習慣がないので朝を抜けば10数時間断食することになります。学食などに行くのは人が多いので極度に苦手なのです。朝食には、やはり、ケミカルな苦みが。。。。コーヒーは本来の苦みとケミカルな苦みが重なり、非常に危険な飲み物になっていました。

 そんなこんなで、ふらつきながらも大学にたどり着き、1時間目の授業中、ブロンの入った頭で、今回のブログを書くことを思い付き、レスタミンODのメモの講義中に書きました。1か月以上前の事を鮮明に思い出せるのはそのためです。